家族でのハワイ旅行は夢のようなイベント。特に子供が生まれて初めての海外旅行は特別な体験になる!はずでした。今回は予想外の出来事により出発を断念することになったのですが、次回に向けて自分への備忘録のためにも、準備からキャンセルまでのリアルな体験をまとめます。
今回は準備編。それではどうぞ!
ハワイ旅行を計画した理由と準備
2020年のコロナ禍でSPGカード(現MBAカードの前身)を作り、日々の支払いをカードに集約しながら、少しずつポイントを貯めてきました。目標はポイントとマイルを活用して、ハワイ旅行をお得に実現すること。
2025年2月、家族3人でのハワイ旅行が決定。宿泊はシェラトンワイキキのオーシャンフロント。航空券はANAマイルを活用し、通常予約に比較して50万円以上を無料にする予定でした。
ハワイ旅行の詳細と予算
これから記載する金額は2025年2月時点のレートを元に算出したものになります。時期によって金額が異なることをあらかじめご了承ください。
旅行スケジュール
- 期間:2025年2月24日(月)〜3月1日(土)【4泊6日】
- ホテル:シェラトンワイキキ(ダイアモンドヘッドオーシャンフロント)
- フライト:ANA特典航空券(マイル+諸税支払い)
- 参加者:大人2名+1歳児1名
実際にかかった費用
項目 | 実際の支出 |
---|---|
航空券(大人2名) | 96,820円(マイル+税) |
航空券(1歳児) | 17,980円 |
ホテル | 0円(438,000ポイント) |
交通費(HISレアレアシャトル) | 14,240円 |
リゾートフィー | 36,800円 |
合計 | 165,840円 |
航空券・ホテル・現地での空港からホテルまでの交通費の内訳をまとめたものです。
ポイントとマイルを活用することで家族3人分の現金支出を約16万円に抑えることができました。
ここに食費や他にも諸費用がかかってくるのですが、シェラトンのダイアモンドヘッドオーシャンフロント(朝食付き)という好条件でありながら4泊6日でこの金額は破格なのではないでしょうか。(食費はいったいいくらになるのかは、恐ろしいところ。)

航空券について
ローシーズンでマイルが最もかからない時期を狙いました。
(参考:ANA国際線特典航空券シーズン・必要マイルチャート)
ANAの特典航空券を利用する際、マイルで航空券自体は取得できますが、燃油サーチャージや諸税は別途支払う必要があります。特に近年、原油価格の高騰により燃油サーチャージが高額となっており、特典航空券利用者からも負担が大きいとの声が上がっているそうです。
燃油サーチャージの金額は、原油価格や為替レートによって変動し、2ヶ月ごとに見直されます。そのため、発券のタイミングや利用する航空会社を工夫することで、負担を軽減することが可能です。今後の旅程の検討で覚えておきたいです。
燃油サーチャージの影響を考えると、ANAよりもユナイテッド航空やハワイアン航空の特典航空券を利用したほうが安く済む可能性 があります。
ただ私はフライングホヌに乗りたいこと、期限切れになりそうなANAマイルをいくらか持っていたこと、やはり以前働いていた会社の飛行機かつ日本人クルーが多い中で安心安全に息子と旅行したいので、今回はANAを選びました。
正直ANA以外の選択肢見えてなかった!もっと視野を広げていろんな航空会社をみておけばよかったかも。そうすれば航空券も、今回より半額以上安くなったかも〜!
ANAの燃油サーチャージは高め。今後の参考にしよう
ANAマイルの活用
ANAマイルは、元々 20,000マイル を所有していましたが、今回の旅行には 70,000マイル 必要でした。そのため、MBAカードのポイントから120,000ポイント交換し、50,000マイルを追加獲得しました。
- 交換レート
3ポイント=1マイル(最低3,000ポイントから交換可能)
60,000ポイントを交換すると、5,000マイルのボーナスが追加(合計25,000マイル) - マイルへの移行例
60,000ポイント=20,000マイル+ボーナス5,000マイル
120,000ポイント=40,000マイル+ボーナス10,000マイル
180,000ポイント=60,000マイル+ボーナス15,000マイル
240,000ポイント=80,000マイル+ボーナス20,000マイル
1歳児の航空券手配について
座席を必要としない幼児を同伴する場合、大人の特典航空券の10%のマイルで搭乗可能になります。ただし、Web上では予約不可で、ANA窓口に直接電話する必要ありです。
手続きの流れは以下の通り。
- まず、大人2名分の特典航空券を予約
- その後、ANAのカスタマーセンターに電話
- 1歳児の航空券は「3,500マイル + 11,980円」または「現金17,980円」で予約可能(2025年2月の場合。シーズンとその時の為替レートによって変わります)
電話の際、ベビーミールをリクエストしました。バシネットの提案もありましたが、息子はすでに10kgを超えていますので、断念。載せたかったなぁ〜
これから特典航空券を利用する方は、1歳児の手続きがオンラインで完結しない点を考慮し、早めの準備を おすすめします!
ホテルのポイント活用
宿泊には 438,000ポイント を使用。アプリで確認したところ、約40万円かかるシェラトンワイキキ(部屋タイプはダイアモンドヘッドオーシャンビュー)の宿泊費が無料になりました。さらに、プラチナエリート特典で朝食も無料という嬉しい特典付き!
宿泊費無料、とは書きましたが、別途リゾートフィーはかかります。2025年2月時点で計算すると4泊で36,800円。この中ではGo Proカメラのレンタルが気になっていました。
1泊1室につき$52(税込み$61.34)
- Go Proカメラおよびアクセサリのレンタル
- 再利用可能なシェラトン・ワイキキのロゴ入り特製ウォーターボトル(1室1滞在につき2本)
- MiFi (Wi-Fiルーター) の貸し出し (オアフ島での利用/データ無制限)
- 毎朝のヨガレッスン(1室2名様)
- 毎朝の瞑想レッスン(1室2名様)
- 毎朝のスタンドアップパドルボート(SUP)入門レッスン(陸上でのデモンストレーション、1室2名様)
- 毎日のウォーターズンバレッスン(1室2名様)
- カルチャークラスが1室につき2名様まで無料 (ウクレレや初級フラレッスン、リボンレイ作り, ラウハラ網み体験、フラワーレイ作り、ロイヤルハワイアン歴史ツアー、トゥトゥ/おばあちゃんとのトークストーリー、朝のサンライズ・セレモニー等)
- 高速インターネット利用
ホテル(438,000ポイント)とマイルに交換(120,000ポイント)合計で558,000ポイント使ったことになるよ!
MBAカードの魅力
プラチナエリート特典で快適な滞在
私は現在、プラチナエリートのステータスを保有しており、マリオット系列のホテルに宿泊する際には多くの特典が受けられます。特に、
- 朝食無料
- ラウンジアクセス
- 客室のアップグレード
などは、旅行をより快適なものにしてくれる大きなメリット。プラチナエリートになってようやくカードを持つメリットを感じられるようになりました。
(参考:https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/marriott-bonvoy-premium/)
家族カードで夫と協力してポイントを貯める
私だけでなく夫の家族カードをつくり、夫婦で日々の支払いをMBAカードに集約。これによりポイントが効率的に貯まり、年間400万円の利用=プラチナエリートステータスの獲得も達成しやすくなっています。
Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの場合、家族カードは1枚無料で作ることができます。
特別な体験を叶える誕生日ステイ
カードの継続特典で50,000円の宿泊ポイントがもらえます。毎年、私の誕生日には国内のマリオット系列ホテルに宿泊し、特別な体験を楽しんでいます。ラグジュアリーな空間でリラックスし、日常とは違う時間を過ごせるのもMBAカードの魅力の一つ。
2020年 EDITION虎ノ門
2021年 メズム東京
2022年 ACホテル東京銀座
2023年 両親とWESTIN東京
2024年 家族でWESTIN東京
直近はWESTIN東京に息子と夫と宿泊。


小さな子供がいるためラウンジには行けなかったけれど、部屋にお酒やおつまみを持ち帰ることができました。翌朝の朝食ビュッフェも無料でした。
毎年自分の誕生日のプランは自分で考えていて、2025年もそのつもりです。
自分の誕生日は、自分が喜ぶことを自分で決める!
自宅ではなくホテルに泊まることで非日常の特別な時間を過ごせるのもMBAカードの恩恵です。
高額な年会費も納得のリターン
年会費は49,500円と少し高めですが、年間150万円の利用で50,000ポイントの無料宿泊特典がもらえること、年間400万円の利用でプラチナエリートのステータスが得られるため、ホテル宿泊をする方には十分価値があるカードだと思っています。必要な支払いをするだけでポイントが貯まっていくので、今回のように気づいたらハワイ行けちゃうじゃん!というある意味嬉しい貯蓄になっています。今後の旅行にも大いに活用するつもりです。
突然のキャンセル…1歳児の体調不良
出発4日前の2月20日夜、息子が急な高熱を出し、#7119に相談。その結果、救急隊が駆けつける事態に。動揺しつつも、最優先すべきは子どもの健康。無理をせず、今回はすべての旅行をキャンセルする決断をしました。
正直、残念な気持ちはありましたが、今回色々と調べてお得に旅できることがわかったので「またすぐ機会があれば行ける」と前向きに。子どもが元気な状態で、さらに充実したハワイ旅行を計画しよう と思いました。
まとめ:またいつかハワイへ!
今回の旅行はキャンセルとなりましたが、ポイント&マイル活用でお得にハワイ旅行を実現できることが確信できました。
今回の学び
✅ ポイントとマイルの活用で50万円以上の節約が可能!
✅ 日常の支払いを工夫するだけで、豪華な旅行が実現!
✅ 子どもの体調を優先し、柔軟に対応することが大切!
次回こそ、ハワイの青い海と空を家族で楽しむ日を夢見て。しっかり準備を整え、再チャレンジしたいと思います!
次回はキャンセル手続き編をまとめてお届け。
ここまで準備してきた手配、、、果たしてキャンセル料はどれだけかかるのか!?
キャンセル編はこちらをどうぞ!
